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週刊ベースボール連載「ベースボール博物館」
その107 1979年オールスターゲームの帽子

オールスターゲーム史上、一度だけ、一風変わったデザインの帽子を着用し選手たちがプレーした年がある。それが1979(昭和54年)。セ・パ両リーグが誕生して30年を記念して、写真の3本のラインが入った帽子が使用されたのだ。まるで昔の軍人帽のような、てっぺんが平らで丸い箱型をしたこの帽子は、アメリカではピル・ボックス(pill-box)型といい、当時のピッツバーグ・パイレーツが採用していたデザイン。有名選手を擁し人気も実力もあったこのチームの帽子をヒントに(ちなみにこの年ワールド・シリーズを制している)、オールスターのキャップがデザインされたのだという。

もともとはパイレーツだけではない。76年、アメリカ合衆国建国200周年を記念して、メジャーの多くの球団がベースボール草創期を思い起こさせるこの型の帽子をかぶった。だが、パイレーツだけは、翌年以降も採用し続けた。もちろん機能性も追及してプレーしやすくし、色を変えながら87年まで続いた。

さて、この30年記念のオールスターは、新旧交代の年と言われた70年代最後の年らしく、17選手が初出場というフレッシュな顔ぶれ(例えば広島・高橋慶彦、近鉄・梨田昌孝など)。そんな中、存在感を見せつけたのは20年連続ファン投票選出の巨人・王貞治だ。3試合で3本の本塁打を放ち、通算12本塁打のオールスター記録(当時)。さらにすごかったのがミスター・赤ヘル山本浩二で、第3戦の劇的サヨナラ2ランによる殊勲賞など、全試合で賞を獲得、賞品の山の中にうずもれた。

パイレーツといえば、桑田真澄の活躍で現在再び日本から注目を浴びているが、印象的なのはあの両袖をカットしたデザインのユニフォーム。来年の日本のオールスターではこのパイレーツ型を採用して、両チームともノースリーブのスペシャルユニフォームでプレーするというのはどうでしょうか?

(文責=編集部)

掲載号/週刊ベースボール 2007年7月30日発行 第33号
取材協力/財団法人野球体育博物館
※記事は掲載時のまま転載しております。会期の終了した企画展や、現在は館内で展示していない資料を紹介している場合があります。ご了承下さい。


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