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週刊ベースボール連載「ベースボール博物館」
その106 第1回オールスター・ゲームのリーフレット

今年のオールスターファン投票は楽天勢が席巻、9部門で8選手が選ばれて話題を呼んだ。第2戦がフルキャストスタジアム宮城での開催であり、地元ファンの票が多く集まった結果だろうが、創設3年目にしてしっかりフランチャイズに根付いてきた証拠と言える数字だ。

今年の総投票数は約471万票。では現行のセ対パによるオールスター・ゲームが始まった第1回(1951年、昭和26年)の投票数はどうだったのかというと、10万1006票。18名の選手を連記してハガキで送るという投票方法だった。インターネットもなかった時代だから現在とは簡単には比較できないが、7月4日の第1戦で、今もオールスター記録として残る4万8671人もの大観衆が甲子園をのみ込んだことからも、かなりの盛り上がりぶりだったことがうかがえる。写真は、その第1回オールスターのリーフレット。出場選手の顔の切り抜き写真が並んでいる斬新(ざんしん)なデザインだが、出場した選手、監督、コーチ、審判員62人のうち28人がのちに殿堂入りしている。それだけの豪華メンバーならファンの熱狂ぶりも当然だったことだろう。

第1戦は初回に川上哲治(巨人)の適時打で先制したセが2対1で逃げ切り、第2戦(7月7日、後楽園)も、西沢道夫(名古屋)のオールスター第1号となる代打逆転2ランが飛び出し4対2で連勝。翌日の第3戦(後楽園)は飯田徳治(南海)の決勝本塁打で、パが4対3と一矢報いた。面白いのが表彰選手への賞品で、例えば第1戦のMVP・川上には自転車とようかん、本塁打賞の西沢には扇風機、3戦通してのMVP・杉下茂(名古屋、1・2戦で各3回をリリーフ)にはボストンバックなどが贈られており、時代を感じさせる。

ちなみに、このオールスターでセのコーチを務めた阪神・松木謙治郎、巨人・水原茂両監督は、先週紹介した戦前の第1回東西対抗にも選手で出場している。戦前戦後の両方の「第1回」に名を刻んだことは、ある意味すごい「記録」と言えるのでは?

(文責=編集部)

掲載号/週刊ベースボール 2007年7月23日発行 第32号
取材協力/財団法人野球体育博物館
※記事は掲載時のまま転載しております。会期の終了した企画展や、現在は館内で展示していない資料を紹介している場合があります。ご了承下さい。


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