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週刊ベースボール連載「ベースボール博物館」
その90 高校野球関連の書物

3月23日に第79回センバツ大会がいよいよ開幕。今年も白球のシーズンがスタートすると、心をわき上がらせている高校野球ファンの方々もいるに違いない。今週紹介するのは高校野球に関係する書物だ。

野球やその他のスポーツに関する書籍、雑誌約5万冊がそろう野球体育博物館の図書室には、高校野球関連の書物も多く収蔵されている。センバツ関連のものでひとつ紹介すると、たとえば戦前の『サンデー毎日』の大会展望号。当時から各出場校の選手たちの名鑑が写真付きで掲載されているのには驚きだ。

最も古い1934年(昭和9年)、第11回大会の号を見ると、出場20校の選手たちの身長・体重(尺貫法ではなくて、センチメートル・キログラムで表示)、出身小学校のほかに、趣味や希望(進路)まで掲載されていて興味深い。たとえば京都商の投手・沢村栄治の趣味は魚釣り、希望は上級学校。沢村はこの年の夏の大会後に中退し全日本チームに参加、11月にベーブ・ルースらのいる全米チーム相手に好投し大エースへの道を駆け上がるのだが、「魚釣り」という趣味からは伝説の投手ではなく普通の十代の野球少年らしい部分が垣間見られる。そのほかを見ると、やはり音楽や読書が趣味という選手が多く、そのあたりはいつの時代も変わらないということだろう。

また、図書室には、北は青森から南は沖縄までの各都府県の連盟史や、高校の野球部史が約200冊そろっている(写真は左上から時計回りに早稲田実、広陵、熊本工、北陽の各高校部史)。各地方の図書館でしか見られないようなものが、一個所で閲覧できるというのはとても貴重。自由研究や論文などで高校球史を調べたいなどという場合にはうってつけだろう。また同時に、博物館では連盟史や部史を寄贈していただける方を募っている。ぜひご一報いただきたい。

(文責=編集部)

掲載号/週刊ベースボール 2007年4月2日発行 第13号
取材協力/財団法人野球体育博物館
※記事は掲載時のまま転載しております。会期の終了した企画展や、現在は館内で展示していない資料を紹介している場合があります。ご了承下さい。


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