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週刊ベースボール連載「ベースボール博物館」
その38 ロジャー・クレメンスのスパイク

先々週号で、イチローの「アメリカの選手がサインを求めるとしたら王監督が一番多い」というコメントを紹介した。この原稿の締め切り時点では、まだアメリカの2次リーグ進出は決まっていないが、逆に日本の選手がアメリカにサインを求めるとしたら(そんな余裕はないと思うが)一番多いのは誰だろう。やはり、メジャー通算341勝のザ・ロケット、ロジャー・クレメンスではなかろうか。最多勝4回、最優秀防御率は昨年(43歳、211回1/3で驚異の1.87!)を含む7回、最多奪三振5回、サイ・ヤング賞7回。メジャー球史屈指の大投手であることはいまさら言うまでもない。

写真は1992(平成4)年の日米野球の際に博物館に寄贈されたクレメンスの赤色のスパイク(リーボック社製)。当時レッドソックスに所属していた30歳のクレメンスはウワサの豪腕ぶりを日本でも発揮する。10月30日の長嶋茂雄新監督率いる巨人との試合(東京ドーム)では5回を被安打1、5奪三振の無失点。11月4日の対全日本戦(甲子園)でも7回を被安打3、10奪三振の無失点。実は、90年の日米野球で負け越したこともあり、この年のメジャー選抜はかなり本気モード。クレメンスも登板前、監督のトム・ケリーにハッパを掛けられたという。だが「日本の応援スタイルには驚いたよ。まさかトランペットを鳴らしたり旗を振ったりするとは思わなかった」とクレメンス。日本野球の実力よりもスタンドの光景に心を奪われたようだ……。

クレメンスがメジャーデビューを果たしたのは84年の5月15日。同20日のミネソタ・ツインズ戦で初勝利を挙げ、そして7月26日のシカゴ・ホワイトソックス戦で7対0の初完封勝利を収めた。実は今回のJAPAN最年少・西岡剛は、その翌日の27日生まれなのだ。そんな2人の年の差対決も(実現すれば)注目。そしてなにより今回こそ、野球の「実力」で大投手の心を奪ってくれ! 日本!

(文責=編集部)

掲載号/週刊ベースボール 2006年3月27日発行 第12号
取材協力/財団法人野球体育博物館
※記事は掲載時のまま転載しております。会期の終了した企画展や、現在は館内で展示していない資料を紹介している場合があります。ご了承下さい。


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