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週刊ベースボール連載「ベースボール博物館」
その36 王貞治とハンク・アーロンのサイン入りバット

WBC開幕まであとわずか。松井秀喜や井口資仁の辞退で一時はどうなるかと思われた日本代表だが、イチローの参加でピリッと引き締まった感じがする。

そのイチローがこんなことを言っていた。「アメリカの選手からサインを求められるとしたら、日本代表の中で王監督が一番多いだろう。王監督の偉大さを感じるし、恥をかかせるわけにはいかない」。メジャーでシーズン安打記録を作った男が、これだけ敬意を込めたコメントをする。王貞治はやはり世界のホームラン王なのだ。

今回紹介するのは、それこそアメリカの選手たちがノドから手が出るほど欲しいものかもしれない。王(868本)とハンク・アーロン(755本)の日米本塁打王のサイン入りバット。1984(昭和59)年7月21日、後楽園球場でのオールスターゲーム第1戦の前に、日本プロ野球50周年を祝してニ人のホームラン競争が行われ、そのときにサインされて博物館に寄贈されたものだ。

王とアーロンのホームラン競争はこのときが2度目で、74年の初対決では10対9でアーロンに軍配が上がっていた。この年、王は巨人の新監督として現場でバリバリ指揮を執る一方で、アーロンは「テニス以外はほとんど運動をしていない」という状態。今回は王が勝つだろうと誰もが予想したが、結果は10スイングして王2本、アーロン4本とまたもや軍配は米本塁打王に上がった。それでもアーロンは「王はムダな筋肉がなく振りがシャープ。さすがだね」、王も「アーロンの鍛え抜かれた技は少々時間がたっても衰えない」と互いを称賛し合った。二人の交流はその後も続き、92年には世界少年野球推進財団(WCBF)を二人を中心に設立。今年1月にも、ワシントンの日本大使館で催された日米野球親善パーティーにともに出席し、旧交を温め合っていた。

84年は新人監督だった王も、いまや常勝ホークスを率い、そして最強JAPANで世界に挑む。野球ファンなら、ぜひ球場に足を運ばねばなるまい。

(文責=編集部)

掲載号/週刊ベースボール 2006年3月13日発行 第10号
取材協力/財団法人野球体育博物館
※記事は掲載時のまま転載しております。会期の終了した企画展や、現在は館内で展示していない資料を紹介している場合があります。ご了承下さい。


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