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週刊ベースボール連載「ベースボール博物館」
その32 1936年日本職業野球連盟旗

現在のNPB・日本野球機構の前身、日本職業野球連盟が誕生したのは、今からちょうど70年前の1936(昭和11)年のことである。その年の2月5日、東京・丸の内にある日本工業倶楽部にて、巨人、タイガース、阪急、名古屋、金鯱、セネタース、大東京の7球団の代表や関係者が初めて集まり、連盟創立総会が開催されたのだ。

写真は結成当時の連盟旗。藍色の生地には、球団の数を表す7つの円と、「NPBL」の赤い文字。ところどころに虫食いの穴が開いていたりシミ状に色が落ちたりしているところが、連盟の歴史の長さを物語っている。

この第1回総会後、2カ月にわたって各球団の代表者により数回会合が開かれ、運営の基盤が形作られていった。そして4月7日の臨時総会で、以下のような連盟綱領が決定したのだった。

一、我が連盟は野球の真精神を発揮し以て国民精神の健全なる発達に協力せんことを期す

二、我が連盟は「フェア・プレイ」の精神を遵守し模範的試合の挙行を期す

三、我が連盟は日本野球の健全かつ飛躍的発達を期し以て野球世界選手権の獲得を期す

最後の「三」が興味深い。「野球世界選手権」とは、今春開催されるワールド・ベースボール・クラシックに当たるではないか。草創期の人々は、「日本のプロ野球を発展させ、いつかは世界中のプロ選手が集まった大会を」と願っていた。その情熱は70年という月日を経て届き、今やっと第一歩がしるされようとしている。

さらに今後、球団レベルでの「世界選手権」が実現したときに、真の意味で、彼らの思いが成就したということになるだろう。

(文責=編集部)

掲載号/週刊ベースボール 2006年2月13、20日発行 第6号
取材協力/財団法人野球体育博物館
※記事は掲載時のまま転載しております。会期の終了した企画展や、現在は館内で展示していない資料を紹介している場合があります。ご了承下さい。


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