公益財団法人野球殿堂博物館
ホームへ戻る
アクセスQ&Aサイトマップ

HOME  >>  展示  >>  収蔵品紹介
展示
収蔵品紹介もどる
 
展示について
展示トピックス
常設展示
企画展
収蔵品紹介
映像シアター



 
週刊ベースボール連載「ベースボール博物館」
その26 長嶋茂雄のキャラメル景品ブロマイド

映画『ALWAYS 三丁目の夕日』がヒットしている。昭和33年(1958年)が舞台で、建設途中の東京タワーがCGでリアルに再現されているのが話題だが、この年、プロ野球界では巨人の大物ルーキーの活躍と、戦前戦後の球界を支えてきたベテランの去就が話題を呼んでいだ。前者は長嶋茂雄、後者は川上哲治である。

下の写真は当時発売された「不二家野球キャラメル」の景品、長嶋のサイン(印刷)入り大型ブロマイド。3つに1つの高確率で当たりがついており、当選者は長嶋、川上、金田正一らの中から好きな選手のブロマイドを選ぶことができた。やはり圧倒的に人気があったのは長嶋のものだった。ゴールデン・ボーイ長嶋は、この年、新人ながら四番にも座り打率.305、29本塁打と92打点で2冠と一躍球界の大スターへ。一方の川上は2年連続打率3割を切るなど低迷し、球団首脳部からは引退を勧める声も上がっていた。結局川上は、西鉄に屈辱の3連覇を許した日本シリーズ第7戦(10月21日)の終了後、記者会見を開いて引退を示唆。11月には21日間岐阜県内の禅寺にこもって決意を固め、巨人のヘッドコーチへと転身した。


企画展「子供の遊びと野球」(06年2月12日まで)にて展示中。ほかにも懐かしい昭和の野球玩具を多数紹介
 
野球体育博物館は翌年の昭和34年6月12日にオープンした

そのシリーズ第7戦9回裏、新旧交代を感じさせる場面があった。稲尾和久の前に0対6と完封負け寸前だったが、先頭の四番・長嶋がダイヤモンドを一気に駆け抜けるランニング本塁打で一矢報いる。一方、六番・川上はレフトフライ、結果これがプロ最後の打席となった。

この年の秋にはもうひとりのスター・王貞治が入団。12月に完成した東京タワーのごとく、2人はまさに新しい時代の到来の象徴だった。

(文責=編集部)

掲載号/週刊ベースボール 2005年12月26日発行 第58号
取材協力/財団法人野球体育博物館
※記事は掲載時のまま転載しております。会期の終了した企画展や、現在は館内で展示していない資料を紹介している場合があります。ご了承下さい。


ページTOPへ
 

ご意見ご要望 プライバシーポリシー サイトポリシー

Copyright (C) 公益財団法人野球殿堂博物館 THE BASEBALL HALL OF FAME AND MUSEUM All rights reserved.