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週刊ベースボール連載「ベースボール博物館」
その19 1979年日本シリーズチケット

先週に引き続き、日本シリーズ関係のものを紹介しよう。1979年(昭和54年)、初の日本一に輝いた広島東洋カープの、広島市民球場で販売されたチケットの見本である。79年は、あの「江夏の21球」のドラマが生まれたシリーズだ。その主役である江夏豊、そしてミスター赤ヘル・山本浩二の劇画タッチのイラストがとてもカッコいい一品だ。

かつては「お荷物球団」とも呼ばれた広島が劇的に変わったのは75年のこと。球団初の外国人監督、ジョー・ルーツが、いまはおなじみの球団カラー赤″を採用するなどチームに刺激を与えた。彼は開幕1カ月足らずで退団してしまったが、後を継いだ古葉竹識監督の下で初のリーグ優勝。日本シリーズでは阪急に4連敗(2分)と一蹴されたが、再び日本一への挑戦権を得たのが4年後の79年だった。

相手は名将・西本幸雄率いる近鉄。この見本チケットの第5戦は、先発・山根和夫の完封勝利で3勝2敗とした試合だ。そして第7戦、4対3とリードの9回裏、無死満塁の大ピンチを切り抜ける江夏の伝説のピッチングで初の日本一に輝いたのだ。

カープのセ・リーグ優勝回数は意外にもヤクルト、中日と並ぶ6回で、巨人(30回!)に次ぐ2番目。昭和50年代の平均順位は、巨人の2.5位を上回る2.3位でリーグトップと優勝争いの常連だった。だが現在は8年連続Bクラス……。大竹、新井あたりをモデルに、またこんな気合の入ったチケットを作れるように、ブラウン新監督には、30年前のルーツのような大変革を期待したいものだ。

(文責=編集部)

掲載号/週刊ベースボール 2005年11月7日発行 第49号
取材協力/財団法人野球体育博物館
※記事は掲載時のまま転載しております。会期の終了した企画展や、現在は館内で展示していない資料を紹介している場合があります。ご了承下さい。


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