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週刊ベースボール連載「ベースボール博物館」
その6 1939年リーグ戦宣伝ポスター

2年ぶりの優勝を目指して前半戦を首位で折り返したタイガース。今回紹介するのは、そのタイガースの本拠地・甲子園球場で、1939(昭和14)年9月6日から17日にかけて開催された秋季職業野球リーグ戦の宣伝ポスター。タテ36.5cm×ヨコ78.5cmというサイズから、電車の網棚の上に付けられたタイプのものと思われる。

便宜上、春、夏、秋の3期に分けてはいたが、この年から1シーズン制となった職業野球。ポスターには左からタイガース、イーグルス、巨人、南海、セネタース、名古屋、ライオン、阪急、金鯱のペットマークが並ぶ。「全九チーム集結」とはなんて豪華な、と思えるが、これは当時、プロ野球を開催できるような球場が少なかったため、複数のチームで甲子園、後楽園、西宮などを回る興行スタイルだったのだ。また、子供とともに、制服軍人も入場無料というところも時代を感じさせる。

午前11時、午後1時、3時開始の1日3試合と、センバツ高校野球のような進行。1ゲームに3時間もかかるような時代ではなかった。本塁打数も少なかった。このシリーズも全31試合でわずか4本。スタンドインする打球を目の当たりにできるのは、本当にラッキーな人だけだったのだ。子供連れの親は「いい子にしてたから見られたんだよ〜」と、ほめる材料として使ったかも?

このポスターを含め、タイガース関係のポスター、チケットのデザインを手がけていたのが阪神電鉄のデザイン室。虎のマークをデザインした早川源一氏が所属していたところだ。

プロ野球草創期のものとは言えど、そのデザイン室の作品には、今見ても斬新でおしゃれなものが多いことにはとても驚かされる。

(文責=編集部)

掲載号/週刊ベースボール 2005年8月8日発行 第33号
取材協力/財団法人野球体育博物館
※記事は掲載時のまま転載しております。会期の終了した企画展や、現在は館内で展示していない資料を紹介している場合があります。ご了承下さい。


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